こんにちは、オートスポーツ窪田です。
先日、718ケイマンGT4RSのカーボンフルバケットシートをじっくり見ていたのですが、背もたれの黄色い部分(ウインドウパネル)はデザインではなく、実際に貫通していることに気付きました!
フルバケットシートを使ったことのある方なら分かると思いますが、特に夏場は背中やお尻が蒸れやすいですよね。
この構造なら通気性が格段に良くなり、快適性が大きく向上していると感じました。
このシートは「3Dプリントボディフォームフルバケットシート」と呼ばれるもので、991世代からオプションとして採用されています。
クッション部分を3Dプリンターで成形し、ドライバーの好みに合わせて「ソフト」「ミディアム」「ハード」から選べるという、なんとも贅沢な仕様です。
レーシングカーでは、ドライバーの体型に合わせて発泡ウレタンで型を取ることがありますが、それに少し近い発想かもしれませんね。
一度でいいから、こんなシートを自分のクルマに付けてみたいものです!