こんにちは、オートスポーツです。
今回は、エアコン修理でポルシェ997カレラがご入庫しました。
今回の症状は、特に996・997で多く見られるもので、エアコンの吹き出し口から劣化したスポンジが出てくるというものです。
原因は、エアコンユニット内部にある温度調整用のミキシングフラップや吹き出し口切替フラップに使用されているスポンジの経年劣化です。
年数の経過とともにスポンジがボロボロになり、剥がれた破片がエアコンの風と一緒に吹き出し口から出てきてしまいます。




メーカーからは、エアコンユニット内部の該当部品のみでの供給がなく、基本的にはエアコンユニットASSYでの部品供給となるため、
純正部品で修理する場合はエアコンユニットASSYの交換が必要となります。
今回はエアコンユニットASSYを交換せず、温度調整用のミキシングフラップと吹き出し口切替フラップに残っている劣化したスポンジを取り除き、可能な限り内部を清掃。
その後、2か所のフラップを他社製の対策品へ交換しました。

これにより、今回問題となっていたフラップ部分のスポンジ劣化への対策を行っています。
ただし、エアコンユニット内部には今回交換した箇所以外にもスポンジが使用されています。
他のフラップに使用されている緩衝材のスポンジや、今後経年劣化していくスポンジ、またエアブローや清掃では取り除くことができず内部に残留しているスポンジ片などが、後から吹き出し口より出てくる場合があります。
そのため、今回の作業ですべてのスポンジを完全に除去できるものではありませんので、あらかじめご了承ください。
996・997にお乗りで、エアコンの吹き出し口から黒いスポンジや細かなスポンジ片が出てくる場合は、
エアコンユニット内部のフラップスポンジが劣化している可能性があります。
同様の症状でお困りの方は、お気軽にオートスポーツまでご相談ください。