こんにちは、オートスポーツ笠原です。
最近天気の悪い日が続きますね…
雨の日のドライブもなかなか風情があって私は好きですが、雨の日のドライブで一つ気をつけたいのがタイヤの溝です。
路面とタイヤの間に水の膜があると、タイヤが接地しなくなりブレーキもハンドルも効かないハイドロプレーニング現象が起きます。この時、タイヤの溝があると水を排出するように作用してくれるのですが、溝が残り少ないと水の排出機能が弱まってしまいます。
JAFによる新品タイヤとユーズドタイヤの性能を比較検証のデータによると、ドライ路面では違いはあまり見られないのですが、ウェット路面になると以下のような差が出るとされています。(出典→https://youtu.be/W1OccYE8vxI?si=Ev0mlLmJ7r0w1yfA)
ウェット路面(60km/hからの停止)
新品(残溝:平均7.6mm):16.7m
5分山(残溝:平均4.7mm):16.7m
2分山(残溝:平均3.1mm):18.0m
ウェット路面(100km/hからの停止)
新品:47.6m
5分山:50.8m
2分山:70.5m
道路交通法では残溝の深さは1.6mm以上であることが定められていますが、法規制より倍近く残っている2分山のタイヤであっても上記のような差が出てしまうため、早めのタイヤ交換をお勧めいたします。
自分の愛車のタイヤの状態がご自身では判断がしにくい場合には弊社がご相談に乗らせていただくため、ぜひご気軽にお問い合わせくださいませ。