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2025.07.29

第三回オートスポーツタイムスリップ

こんにちは、オートスポーツ窪田です。

今回は2006年5月のブログをご紹介します。

■こんなポルシェの楽しみ方もありです。「ナローへの道」

最近弊社の社長が面白い車を見つけてきました。それは84年式の911SCベースのナローポルシェ仕様です。見事なくらいナロー仕様(全て本物パーツ!)に仕上がっていまして、前オーナー様がコツコツと仕上ていたようです。しかも色がまた良いんです。さすがに細部まで全ては仕上がっていませんが、うちの社長は逆にそれがイイんだと言っておりました。「全部完璧に仕上がってるのも良いんだけど、まだ手を入れられる部分が残っていた方が楽しみが増えて愛着が沸くじゃない?」その通りだと思ったアナタは相当な車好きです。

この車でさらにナローにするには、サイドのゴム付モール、ボンネットのキャッチ(これがなかなか無いそうです)、ラジオアンテナ増設、シート交換・・・上げればきりがありません。本物のナローを買うのが一番いいじゃんと思われる向きもあるかと思いますが、本物のナローで程度がいいものがあったとしても勿論高額でしょうし、もったいなくてレストアがせいぜいでチューニングなんてとてもできません・・・

その点この車の面白いところは、84’SCをベースとしているのでボディなどもしっかりしており(パワーウィンドウ付!)、さらに丈夫な3.2カレラのエンジン・ミッションにモーテックのエンジンマネージメントを搭載しており、400馬力仕様も十分可能だと言うことです。ナローのかわいいスタイルで軟派仕様の997カレラSや996ターボをあたりを軽ーくカモったら絶頂に快感ですよ!なんといってもNAメカチューンの400馬力ならばそれも可能でしょう。

964RSや993モデル全般的に言えることですが、なにせ軒並み高額ですから、わざわざ競争率の高いゾーンで車選びをするよりも、モノによっては100万円を切る車両も存在する930の完動車(150〜200万円)をベースに200万円ほど投下して自分好みのパリッとした世界に一台しかない、アナタだけの911を創り出すのもポルシェ乗りっぽいカッコいいチョイスだと私達オートスポーツは思うのです。信頼できるショップを見つけて、まるで新車をオーダーするかのようにディスカッションするのを楽しんでみては如何でしょう?

 

オリジナルだと勿体なくてチューニングに踏み切れない気持ち、すごく共感できます。
この頃は車両がお手頃に購入でき、気兼ねなく手を入れられて遊べますね。

それに、新しいモデルを旧型でやっつけるのって、まさにロマン!
私もついつい、マイカーをチューニングしたくなってきました。

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